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湖畔の焚火


書誌

シリーズ
青い場所からの挿話 III
所収
『国境の白い山』中央公論社, 1984
『国境の白い山』中央公論社(中公文庫), 1992
初出
『海』14巻1号(1982年1月号)

設定

舞台
シアトル
アイテム
鳥見謙三の青いハンカチ
時代
私1がアメリカに着いた年の秋
執筆時:私2が小学6年生の秋(1932年~1933年)
→ 橙XIVで小学5年生の秋に、青XIIで1921年に変更

人物

私(私1)
シアトルで移民の実態調査をしている農林省の官僚。私2の父親。
お前(私2の)
私の妻。日本で入院している。
秋山
私2の母の主治医。
鳥見謙三
ボストン在住の日本人。妻が亡くなり、43年ぶりに日本へ帰る途中。
メアリ
鳥見謙三の妻。故人。
初山
43年前に鳥見謙三と一緒にアメリカに密入国した仲間。
倉田
シアトルで雑貨屋として成功していたが、初山の影響で店をたたみ、森に住む。
倉田の息子(倉田)
邦字新聞の記者。
倉田の義娘
倉田の息子の妻。
倉田の孫
赤ん坊。後の倉田弓子

考察

時代

本文中、秋も半ばになって私はこの都会にきて半年もたっていないがより、私1が渡米した年の秋であることが分かる。

青I青IIと同じ年であるから、私2が小学6年生の秋(1932年~1933年)の出来事として書かれ、後に青I・青IIと同様に橙XIVで学年が1年早められて小学5年生に、青XIIで年代が10年ほど早められて1921年に、それぞれ変更されたと考えられる。

詳細は青I青IIの考察参照。


更新:2012.12