底本
文庫版
底本には、比較的入手性が高いと思われる中公文庫版を用いた。列挙すれば以下の通りである。
- 『霧の聖マリ』
- 第1巻 / 1992年2月 / ISBN : 978-4122018761
- 『夏の海の色』
- 第2巻 / 1992年4月 / ISBN : 978-4122018921
- 『雪崩のくる日』
- 第3巻 / 1992年6月 / ISBN : 978-4122019089
- 『人形クリニック』
- 第4巻 / 1992年8月 / ISBN : 978-4122019249
- 『国境の白い山』
- 第5巻 / 1992年10月 / ISBN : 978-4122019393
- 『椎の木のほとり』
- 第6巻 / 1993年1月 / ISBN : 978-4122019645
- 『神々の愛でし海』
- 第7巻 / 1993年3月 / ISBN : 978-4122019805
単行本版
図書館などには、文庫版よりも単行本版が入っていることが多いようである。詳細な比較はしていないが、後書きを除けば、文庫版と内容は変わらないようだ。これも、あわせて底本として用いた。ただし、文庫版は一冊あたり14挿話、単行本版は一冊あたり12挿話が収録されているので、書名が同じでも含まれる挿話は異なる。装丁が美しい。出版は中央公論社。
- 『霧の聖マリ』
- 第1巻 / 1975年2月 / ISBN : -
- 『夏の海の色』
- 第2巻 / 1977年1月 / ISBN : -
- 『雷鳴の聞える午後』
- 第3巻 / 1979年4月 / ISBN : -
- 『雪崩のくる日』
- 第4巻 / 1980年5月 / ISBN : -
- 『雨期の終り』
- 第5巻 / 1982年11月 / ISBN : -
- 『国境の白い山』
- 第6巻 / 1984年1月 / ISBN : 978-4120013010
- 『椎の木のほとり』
- 第7巻 / 1988年1月 / ISBN : 978-4120016417
- 『神々の愛でし海』
- 第8巻 / 1988年11月 / ISBN : 978-4120017490
そのほか
そのほか、現在入手できるものは以下があるが、私は未見。
新潮社から2004年~2006年にかけて出版された『辻邦生全集』の5~7巻に収録されている。
また、2010年より電子書籍でも出版されている。中公文庫版を電子書籍化したものと思われる。
更新:2012.10